福徳神社の花手水について「花毎」の花手水
立秋も過ぎ、暦の上では秋というものの、都内は熱中症の注意を呼び掛ける日々が続いています。
前回8月7日(立秋)~10日の間も境内の手水舎に「花手水」が奉納されました。
四季折々にあった花を、しかも手水舎に浮かべる花として思いもよらない花を色鮮やかにそして、お詣りされる方々の心に潤いをもたらせてくれる設えに、当社に参られる方々で楽しみされているいらっしゃる方も多いハズ。
今回は、そんな当社の花手水についてご紹介します。
当社の花手水は昨年(2019年)11月29日に第一園芸株式会社さんが運営するオウンドメディア「花毎(はなごと)」のリニューアルオープンを記念して奉納されました。
花毎のコンセプトは
「毎日の暮らしの中にいつもあたりまえに寄り添う花、そんな願いを込めて花毎 〈はなごと〉 という名を付けました。贈り贈られるだけではない、花を知り、楽しむあなたのための花。それが花毎です。」(第一園芸株式会社 花毎 HPより)
この中の「花を知り、楽しむ」という言葉にあらわされているように、これまで数々の花手水には、神社という概念に縛られない発想で手水舎を一枚の絵画に見立て、そこから流れる水が参詣者の身も心をも洗い清め、穏やかで清々しい神参りの空間を作り上げていったのだと感じています。
そんな「花毎」を運営する第一園芸株式会社とはどんな会社なのでしょうか
1898年創業の三井家別邸付属「三井農園」から始まり、来賓への贈り物や皇室への献上のため、当時の日本では大変珍しかったブドウやメロンなどの果物や洋蘭などを栽培し、おもてなしの精神を醸成してきました。
現在では、社会情勢も変化し、花や緑へのニーズも多様化するなかで、創業以来から続くおもてなしの精神やチャレンジスピリットを絶やすことなく、いつの時代もお客様へ「花と緑のある潤いのある生活」をご提案するため、人と人とが大切な想いを伝えあう場面において「プラスONEの感動を」創造するために、確かな技術力や安心・安全な商品クオリティをお届けしています。
現在、オンライン会議やPCのデスクトップ背景としてご利用いただける花や緑の画像を用意されています。
https://www.daiichi-engei.jp/wp/wp-content/themes/daiichiengei/virtual_file_local.php
この他にも日本橋周辺の緑化やビルの装飾デザインも多数手がけています。
日本橋の3つのオフィスビル(日本橋室町三井タワー・日本橋三井タワー・室町東三井ビルディング)の、新型コロナウイルス感染症による被害の鎮静化と明るい未来への希望を込めた七夕装飾
「花と緑のある潤いのある生活」。この福徳神社も日本橋のオフィスのまん真ん中にありながらも福徳の森とともにビルの中に囲まれた緑の空間として日本橋に過ごす人々の潤いとしてあり続けていきたいと思っています。
まさに思いのマッチした形で神社と人と空間の潤いを演出してくれいている「花毎」の花手水、これからも皆様に届けてもらえることを楽しみにしております。