芽吹神社 福徳神社
行事

お知らせ

令和3年七夕祭を執り行いました。

本日、7月7日の七夕祭を執り行いました。
本年も神職のみでの神事となりましたが、参詣者より預かりました鵲(かささぎ)の願掛け札にて橋を架け、所願成就をお祈り申し上げました。 

 

一昨年より、七夕の日に織姫と彦星の二星は、鵲(かささぎ)という鳥が集まってできた橋を渡り逢瀬を重ねるという故事にならい、鵲を描いた祈願札を奉製し、授与所にお越しになられた方々から祈願の札をお預かりの上、神事の中で「星合(ほしあい)の儀」として橋を架けました。

多くの方から寄せられた鵲により立派な橋が架かりました。

 

また、昨年よりお供えを始めた素麺ですが、江戸時代から七夕の日に素麺を食す習慣があり、古い儀式書に七夕行事に素麺のもとになる「索餅(さくへい)」を供えたことに始まるとも、機織(はたおり)に関係する七夕の行事から糸に見立てたとも言われます。
今年は、五色の綺麗な素麵をお供えしました。

また、例年お近くにあります老舗の和紙専門店小津和紙店さんからも願いの書かれた梶の葉や短冊がお供えされました。

いまだ落ち着かない日々が続いておりますが、どうぞ皆様方の祈りが叶います事、満天の星空を眺めるような晴れやかな心の日々が戻りますことをお祈り申し上げます。