令和6年 七夕祭を執り行いました。
本日、令和元年以来5年振りに御参列を募って、七夕祭を執り行いました。
神饌は七夕祭の起源といわれている「乞巧奠」にてお供えされている
大豆、ささげ、瓜、茄子もお供えしました。
加えて、江戸時代から七夕の日に素麺を食す習慣があり、これに倣って、素麺もお供えしました。
織姫と彦星は、鵲(かささぎ)という鳥が集まってできた橋を渡り、逢瀬を重ねるという故事に倣い、
神事の中で、御参列の皆様に「星逢の儀」として橋を架けていただきました。
また、平安時代には、里芋の葉に集まった夜露で墨をすり、梶の葉に願いを書くという風雅なことが行われており、
御参列の皆様には、日本橋老舗和紙店の小津和紙さんの梶の葉の七夕飾りに願いを込め、神前に供していただきました。
本年の七夕の夜は好天のようです。
皆様方の祈りが叶いますこと、また、本日の夜空のように穏やかな気持ちで日々を過ごせることを御祈念申し上げます。