6月21日（日・夏至）より境内に茅の輪を設置しました。
設置期間は6月21日（日）～6月30日（火）の間、9：00～17：00の業務時間内です。

都内では珍しい古式を模した小柄な茅の輪です。

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夏越大祓は「水無月祓（みなづきばらえ）」、とも呼ばれ『年中重宝記』には「六月三十日に水無月祓があり、天武天皇の御代に始まるとされ、昔は百官（多くのあらゆる役人）が朱雀門に集まり祓をしたと云われ、今日では家々に「茅」輪を越えることがある」として下の画像のような絵が描かれています。

茅の輪『年中重宝記』より

また、『八雲抄』には「邪神を払え（原文ママ）なだむる故に和儺祓（なごしのはらえ）と言う。」ともあり、「儺」節分の「追儺」の「儺」と同様に「疫病神」の意味があり、まさに本年の新型コロナウイルスをはじめ「疫病から身を守る」神事であったことが伺えます。

まだまだ外出に不安を感じることの多い日々ではありますが、お詣りの際は是非ご覧になるだけでもしていただければと思います。

暑い夏を健康に、安心をして過ごされますことをお祈りしております。